脇阪 寿一 選手 (2016)


<2016.11.30>
変わらないRECARO。RECAROは今のままでいい
レーシングドライバー 脇阪 寿一 選手

1996年に全日本F3選手権でチャンピオンを獲得。全日本GT選手権には1998年より参戦。2016年2月にSUPER GT GT500という第一線から退くことを決意した。(レーシングドライバーとしての活動は継続)

名実共に『ミスターGT』と称されたレーシングドライバー脇阪寿一選手。2015年シーズンを最後にSUPER GT GT500から退くことを決意した。「アスリートにとって引退の二文字を決断するということはとても大変なこと。ただレースの世界で色々な方々に出会い、そして多くのことを経験させてもらいました。それを糧として自分にはすべきことがある。モータースポーツの世界に、自分が生きているこのクルマ社会に残せるものが何かあると強く信じています。それを誇りに思うし、またそこに多くの可能性を感じています」と語る。

脇阪選手は、SUPER GT500 LEXUS Team LeMans WAKO’Sの監督に就任する一方で、埼玉トヨペットGreen Braveのスーパー耐久ST4クラス、ネッツ東京レーシングチームの86/BRZレースプロフェッショナルシリーズにドライバーとして参戦。モータースポーツをメジャーにしたい。モータースポーツを通じてクルマの愉しさと素晴らしさをひとりでも多くの人に伝えていきたいと考える脇阪選手。

「我々が身を投じるレースの世界でレーシングドライバーに求められるのは、安全かつスピーディに目的地までクルマを届ける運転技術。目的地とはゴールのことです。それがレースに勝つということです。クルマの限界を知り、クルマの限界をコントロールしながら正確に運転する技術。それは日々の生活でクルマを運転する技術に通じるものがあります。正しい運転技術を身につけることはクルマの素晴らしさを知ることにもつながり、何よりそれがクルマ社会の安全向上につながります。多くの不慮の交通事故を未然に防ぐことにもつながります」という。

「クルマを運転するとき、ドライバーの身体が触れているのはハンドル、ペダル、シートのみ。最も接地面積の多いシートはとても重要。良くないシートは落ち着かない。身体が動く。何度も座り直す。何らかのストレスを感じるということは、運転に集中することができなくなります。運転する感覚が鈍ることになります。クルマの挙動を正確に感じることができなくなります。自分の身体にあったシート。クルマを運転する自分の身体を正しい位置で正しく支えてくれる良いシートを選ぶということは、安全につながります。RECAROのシートはそういう点でとても優れていると思います」と脇阪選手。

脇阪選手が考えるRECAROの価値・役割を問うと「RECAROは今のまま変わらなくていいと思います。時代がいろいろと変わっていく中、もっとこうすればシートが売れるということも多々あると思います。でもRECAROは常に変わることなく、RECAROのポリシーを大切にしながら世界中で自動車用シートのベンチマークとされるほど素晴らしいシートを愚直に作り続けている。そういうところに共感が持てます。

だから僕もずっとRECAROを選び続けています」という。