奴田原 文雄 選手 (2016)


<2016.11.30>
RECAROとはそのすべてが完成されたシート
ラリードライバー 奴田原 文雄 選手

2016年より日本初となるラリー経験者向けステップアップラリースクールを開講。全日本ラリーへの出場を目指した実践的な講義を行っている。「ラリーは見るよりも走る方が100倍楽しい」と奴田原選手。

全日本ラリー選手権での年間総合優勝回数が最も多い現役ドライバーの奴田原文雄選手。1986年のラリーデビューから2015年に節目の30年目を迎え、また永きにわたり名門ADVANラリーチームのエースを務める名実ともに日本ラリー界のトップドライバー。

「日本には、新井選手や勝田選手といった良きライバルがいます。クルマもドライビングスタイルも違う3人が、10km弱のステージを走りタイムを競い合ってコンマ何秒の差でしかない。学生時代にラリーに魅せられて、この世界に入りもっともっと上手くなる。走るたびにもっとあそこはこう走れたと考える。ドライビングもクルマのセットアップもすべてがうまく噛み合ったということがない。それがこれだけ長くラリーという競技を続けていられるモチベーションなのかなと思います」という奴田原選手。

普段、普通に走っていてなんかここを全開で走ることができたら気持ちいいかなと思う峠道。そんな公道を封鎖して走れて誰かと競い合うことができる。そんなモータースポーツはラリーのみである。「自分の性格上、ないかなと思うけれど、ゴールしてレースに勝って、感極まって泣いてしまうような、いつかそんなレースができたらいいなあと思うこともあります。そういうモチベーションもあるんだと思います」という。

奴田原選手がこれだけ輝かしい戦績を残すことができる大きな理由としてドライバーとして集中できる環境にあるということを強調する。「特にラリーの場合、ドライバーもただ走るだけではなく、クルマのセットアップに関われるようなエンジニアとしての知識が必要だと思います。ただ僕の場合ADVANチームとタスカの山田さんに助けてもらっています。ドライバーとしてドライビングに集中できる環境がある。それがADVANチームの強みだと思います」。

「ドライバーが如何にしてドライビングに集中できるか、それはシートも同じです。ラリーの場合、サーキットとはまた違うクルマへの激しい入力があります。シートに座ってシートベルトを締めて、腰がしっかりとホールドされなければ運転に集中することができない。身体の荷重が一番掛かっているのが腰で、そこでクルマの動きを感じることが多いんだと思います。身体のどこか一部にでもストレスを感じるようではだめ。今までRECAROにストレスを感じたことは1度もないですね。僕の場合、シートの剛性は硬すぎても柔からすぎてもダメなタイプで、RECAROはその点でも非常にバランスが良く優れていると感じます。REACROシートは、すべての点において”完成されたシート”だと思います。だからドライビングに集中できているんです」と語る奴田原選手。

2012年にEVクラスで初参加・初優勝した米国のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに2016年もトヨタ86で参戦。そのときもシートは、PRO RACERを選択。奴田原選手とRECARO。今までもこれからもずっとRECAROと共に。