911DAYS 日比野 学 氏 2017


<2017.5.8>
RECAROを経験するとRECAROの外し方がわからない
911DAYS 編集長 日比野 学 氏

ここ1年ほどで20kgの減量に成功した日比野氏。体型が変わってもPRO RACER SP-Aがしっくりとくるという。シートの外し方がわからないと996GT2のシートを手放す気は全くない。

http://www.911days.com

PORSCHEにRECAROのフルバケットシートを装着してサーキットを走る。日本国内でその経験値が最も多いと言えるのはPORSCHE専門誌”911DAYS”の編集長こと日比野学氏である。日比野氏は、自ら所有するPORSCHE996GT2で富士スピードウェイの7時間耐久レースやセントラルサーキットでの911DAYSカップ、鈴鹿サーキットでのPORSCHEワンメイクレースに加えて様々な走行会などを通じて年間8,000km、10レース以上も走り続けている。かつてはRECAROフルバケットシートの代名詞とされたSP-Gを愛用していたが、何台かPORSCHEを乗り換え、車両のパワーと運転技術が向上し、サーキットでのタイムも速くなっていくにつれ、より競技用フルバケットシートとして性能の高い”オートクレーブカーボンファイバー製PRO RACER SP-A”を求めるようになっていったという。

「サーキットを走り始めた当時、師匠として教えてもらっていた周囲の方々がみんなRECAROのシートを付けていました。だから僕もまったく迷うことなくRECAROシートを選び、過去に何脚もSP-Gを購入してPORSCHEに付けてきました。ただタイムが上がっていくこともそうですが、耐久レースを走ることが多くなっていくとPRO RACER SP-Aのようなカーボンファイバー製で剛性の高いシートが身体への負担も非常に少なく、疲労度合いも全然違って、集中力も長く維持できるようになるということに気づきました。普段街乗りがメインで、年に数回サーキットをラジアルタイヤで走るぐらいのレベルであれば、RS-Gが最高です。着座位置もシートの角度も、クッションの具合もRS-Gは本当にバランスの良いシートだと思います。」

「ただサーキットでレースを走る場合、やはりPRO RACER SP-Aのように剛性があればあっただけ身体も疲れないですし、タイムアップにもつながっていくんだと思います。以前、雑誌の取材でRECAROの”ULTIMA 1.0”を試乗しましたが、あのとんでもない剛性感は忘れられないです。できることなら日本国内でも販売して欲しいです。

「雑誌の仕事をしているとクルマを借りて取材することも多いので、まずはクルマを壊さないこと。大切に試乗するということが大前提となります。それが自分の癖にもなっています。自然と限界ギリギリよりもかなり手前でセーブしてしまいがちですが、RECAROのようにシートがぴったり感じられるようになると安心して限界少し手前まで走ることができるようになります。アマチュアレースだからこそサーキットで100%走ることだけに集中するというのは本当に難しいと思います。シートやシートポジションに違和感があったり、不安を感じることがあれば気持ちよく走ることができなくなります。アマチュアだからこそ妥協したものを選ぶのではなく本当に良いものを選ぶべき。RECAROの場合、安心して安全にサーキットを楽しむことができると思います」と語る日比野氏。