SUZUKA CIRCUIT テックプロ技術科主任 梅川 英明 氏

I201604
<2016.02.29>
本物とは何かと考えたときRECAROしか思い浮かばなかった
SUZUKA CIRCUIT テックプロ技術科主任 梅川 英明 氏

全49室にRECAROチェアを備えるレーシングルームプレミアムのノース館。ファミリールームのウェスト館とサーキットキッズルームのイースト館。いずれも家族みんなで愉しむことのできる独創的なコンセプトルーム。

日本が誇る世界屈指の国際レーシングコースを有する鈴鹿サーキット。同じ敷地内に隣接する鈴鹿サーキットホテルに登場した「レーシングルームプレミアム」がコンセプトのノース館。モータースポーツの世界観を家族と一緒に体感できる宿泊施設。

工具箱のようなデザインの家具。クルマのヘッドライトをモチーフとしたベッドの照明。サーキットのピットで使用される吊り下げ式のテレビモニターなど。クルマ好きなら思わず笑みがこぼれる演出に溢れている。その鈴鹿サーキットホテルのノース館にある客室49室すべてに設置されたのが鈴鹿サーキットホテルとRECAROのコラボレーションによって実現した専用チェア。「一番大事にしているのは『本物』だということです」と語ったのは、鈴鹿サーキットホテルの梅川英明主任。

「客室づくりのコンセプトは、世界有数の国際レーシングコースとF1を筆頭としたモータースポーツの世界観を、誰にでも分かるように表現すること。それを形にしようと考えたとき、「本物」であることを何よりも大切にしました。実際のモータースポーツの現場で使われているものはなんだろうと考慮したとき、それはシートだと思いました。シートと言えば”RECARO”。それ以外は全く思い浮かびませんでした」。

目指す世界観をつくりあげるために「本物」であるRECAROは最重要アイテム。そのプライオリティの高さは、「RECAROがなければコンセプト自体が成り立ちません」というほど。「まずRECAROは世界的に知られた一流ブランドであるということ。そして、本物のモータースポーツ部品であるということ。つまりモノとしての説得力が違います。

客室の各アイテムは、モータースポーツの世界に包み込まれるようなデザインで細部にまでこだわってはいますが、あくまでもそれらはフェイク。そこにRECAROという『本物』が入ることで、架空ではないリアルな世界観が成り立つのです。RECAROのおかげで、「レーシングルームプレミアム」というコンセプトの客室に付加価値や特別感、贅沢さが生まれたと思っています」

さらに「一般的なデスクチェアと比べるとRECAROはかなり高価なもの。それでも、そのRECAROを客室に設置することは、役員の強い意向でもありました。お客様が直接身体に触れるものだからこそ、イスとして正しい性能を備えており、なによりも快適でなくてはならないというのがその理由でした」と語る梅川主任。

「RECAROチェアは、お客様から非常に好評をいただいています。RECAROに初めて座る人も多く、一度座るとその良さに惚れ込んでしまうようです。驚いたのは、客室に置いてあるそのものを購入したいという問い合わせがたくさんあることですね」
梅川主任にとって、それは嬉しい悲鳴なのかも。