販売店インタビュー Vol.08

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<2011.11.22>
クルマとシートのマッチングから提案します。
タイヤ館122鳩ヶ谷 木村 仁志 氏

〒334-0003 埼玉県鳩ヶ谷市坂下町1丁目14-14 電話番号:048-288-7344

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Q. 木村さんがレカロと関わりをもちはじめたのはいつ頃でしょうか?

15年以上前になりますよね。ブリンプ時代です。最初の頃、正直言うとレカロという商品をそこまで真剣に取り組むかどうかというのははっきりしてはいなかったですね。でも、せっかくこういう「スポーツ館」を立ち上げていくのであれば、レカロのシートをきちんと在庫を持ちながら、来店されたお客様に座っていただけるようにしようと考えました。そのため、まずは当時のレカロブティックと言われる販売店を幾つも訪問して、勉強しながら「自分の店らしいやり方」というのを必死に考えました。
レカロの当時の印象は高級品。どの商品やブランドとも一線を置いたものでした。それでも全く雲の上にあるものではなかったですね。例えば当時のBMWやメルセデスなどの高級輸入車などとは違って、手を伸ばせば手に届くようなものでした。欧州車ってあこがれですよね。レカロもそう、あこがれでしたけど手に届くというところが大きく違いましたね。
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Q. レカロの取り扱いを始めたとき苦労されたことはありますか?

レカロシートの交換作業ってものすごくノウハウがいるし、単に純正シートをはずして交換するだけではないですよね。そういう点では手の掛かるもの、そして大変なものというのが正直なところだとは思います。でも岩槻では、足回り関係をずっとやってきていた関係で全く苦にはならなかったですね。当時は、シガーソケットから電源をとることなんてよくある話でしたが、岩槻では電動シートもきちんとバッテリーから引っ張ってくる。電気的なこともポジションもきちんと取り付けさせていただく。そうやってお客様からお金をいただく。自分たちはそうしてレカロシートを取り扱ってきましたね。
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Q. レカロシートのポジション調整はどんな風にされていますか?

まずはレカロのベースフレームをもってきてクルマに装着した状態で座っていただきます。当たり前のことですが、純正シートとレカロシートではシートそのものが違うので全く純正と同じにはならないですよね。だからまずはレカロが提示する基準のポジションでセットします。そこから岩槻では、「2ヶ月間調整無料」というサービスをご提供しています。というのも、頻繁にクルマを利用するお客様であればともかく、中には週末のお休みにだけ利用されるお客様も多いと思います。だから2ヶ月間ぐらいはないと本当に最初にセットしたポジションがお客様に合っているかどうかわからないこともあると思うんです。レカロの純正ベースフレームで3ポジションのものであれば、まず間違いなくお客様のご要望に応じて調整することができますね。1ポジションのレカロ純正ベースフレームであってもスペーサー等を使用して十分調整可能です。

このようにポジションを調整する前にもっと大切なことが実はあります。お客様がシートを選ぶときにクルマとシートのマッチングをきちんと考えながらおすすめすることが大事なんです。レカロのシートって純正シートと比べれば前上がりの傾向。それはレカロのシートがなぜ疲れないのか、なぜきちんと座れるのかということに繋がるのですが。当然ながら、レカロシートを初めて使用するというお客様はそういうことをまったくご存じないですよね。純正シートと同じだと思われているお客様が多いです。だからレカロシートの特徴をきちんとご購入前にお伝えしなければだめですよね。そこを間違えると、幾らおしりをあげてもお客様の望む調整が十分できないケースもあるんです。

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Q. どのようにしてお客様の満足されるモデルを選びおススメされていますか?

クルマとお客様のニーズを聞けば、頭の中で「これ」ってシートがすぐに浮かびますよね。これは経験ですね。すべて経験からそういう感覚が働くようになるんです直接、お客様と話しているからいろんな経験が身に付きますよね。そうすると、どういうものが良いかいろいろと考えられるようにもなります。お客様にきちんとアドバイスさせていただけるようになりますね。

それだけではなく、レカロにこんなシートがあったらいいのになあということもいろいろ考えられるようにもなるんです。例えばレカロのSR-7F。昔のモデルで言うとSR-VF。所謂、スポーツシートなのにサイドサポートがフラットに近いものですよね。SRというスポーツ系でなぜサイドサポートをなくしてしまうのか?これって普通は誰もが思うんですよね。それはおかしいという意見も当然ながらありますよね。でもたくさんのお客様に接していると、スポーツシートなんだけど違う乗り方でそういうのがあってもいいって思うようにもなるんです。SR-7もスポーツとして良いシートだけどF座面があって選べる方がいいですよ。お店としてもおすすめしやすい。お客様の感覚もどんどん変わっていきますから。

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Q. 最近のレカロをどう見ますか?

今のよいところ . . . やっぱり手に入りやすくなりましたよね。昔、レカロの電動シートと言えば40万円台でしたよね。今は20万円台で手に入りますから。レカロシートと言うとスポーツシートのイメージが強いようですけど、元々は腰痛予防であったり疲労軽減だったりというのがはじまりじゃないですか。だから年配の方なんかでもたくさん必要とされていますよね。SPORT-JCとかSTYLE-JCとか、20万円台でシートヒーターや電動リクライニングのシートが手に入るんですからね。

他のプロショップと比べるとフルバケットシートよりもコンフォート系やエルゴノミクス系のシートが良く売れるんです。広く一般のお客様にも来店していただいているんです。そういうところもあってか、AM19という骨格を使ったSPORT-JCやSTYLE-JCとかってすごくいいシートだと思うんです。今でも、もっとラインアップが増えたらいいなあって思うぐらいです。

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Q. お客様に何か伝えたいことってありますか?

最近、自動車ディーラーの自主基準というのもあってか、レカロシートに交換すると車検が通らないと勘違いされる方が多い。レカロはレカロ純正のベースフレームを使用してシートを装着すれば、ごく一部の競技用シートを除いてきちんと車検に通るじゃないですか。是非、知っていただきたいですね。