こだわりラボ
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モータースポーツの世界をもっと身近なものにしていきたい。ヨーロッパのレースに参戦すると、レースをする側と見る側の垣根がほとんどないと感じる。向こう側の人たちは、誰もが気さくに話しかけ、レーシングドライバーである自分をとても素直に歓迎してくれる。ある意味、それは自分にとって違和感でもあったが、一方で強烈な感動でもあった。彼らはいつもニュートラルな状態でモータースポーツを楽しんでいる。日本でも日常とサーキットの世界にある見えない垣根をさげて、もっと身近なものとして広げていくことができればいいと思う。サーキットを愉しむようになると当然ながらクルマの性能をあげたいと思うようになるし、標準シートでは満足いかなくなる。レカロのシートは、ホールド性に優れ、かつ体型を選ばないと思うし、安全で疲れにくい。我々もレカロも、もっとたくさんの人がモータースポーツを身近に感じ、クルマを愉しむことができるような環境づくりをサポートしていければいいと思う。
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レースで大切なことは、常に前を向いているということ。クルマ、ドライバー、チームスタッフ。全員がひとつになって、昨日よりも今日、今日よりも明日、もっと速く、もっと上手くレースを戦っていくことができるように。レースを戦う上でシートはとても重要だと思う。ドライバーはシートを介してクルマと対話する。チームはドライバーを介して同じようにクルマと対話する。コースが、路面が、クルマが語りかけることを何ひとつ逃さず対話していくために、自分自身にしっくりくるシートが大切だと思う。対話とは体話と表現するのが相応しい。レカロのシートとは、まさにそういうところが非常に優れている。ドライバーの体をしっかりとホールドする。ストレートで、コーナーでGが掛かっても体とシートが分離されない。常に正しいポジションを保持してくれる。クルマと一体感がもてる。だからレースのような極限状態が続く中でもリラックスして、集中してきちんとクルマと”体話”ができるんだと思う。
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コンペティションの世界で長く生き抜いていくために、心と体が常に健康であることがとても大切だと思う。ラリーでは、運転技術もそうだけれど想像を絶するような集中力が要求される。それもかなり長くて過酷な時間の中でだ。そのため、まず最初にラリーカーと自分自身の体が常に触れているシートについては強くこだわる。
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ラリーは自己との戦いです。ライバルのマシンは見えず、どのような速さ、タイムで走っているのかは、そのステージをゴールするまでは判りません。見えない敵と争いながら、刻々と変化する路面、あらゆる種類のコーナー、上下にうねる道、そういう状況の中で、自分自身はベストの走りを続けて行くしかないのです。
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