RECARO 86/BRZ Racing Team 紹介 <チーム監督>


RECARO JAPANとしてGR86/BRZ RACEへ参戦するキッカケを作り出したのがRECARO JAPANでブランド戦略およびマーケティング活動を担当する前口光宏氏だ。2018年に販売を開始したPRO RACER RMSや2019年に発売を予定しているRECARO JAPANの新たなコンフォートスポーツシート『RCS』といった商品企画も前口氏が担当した。
「RECAROというブランドはRECAROの製品を無条件に愛してくださるお客さまと、RECAROとお客様を繋いでくださる正規取扱販売店の皆さまによって育てられたブランドです。そうした中で、これまでもそしてこれからも、変わることなく純粋かつシンプルに自動車用シートに求められる、より良い性能を追い求めることが、RECAROというブランドがお客様に約束する価値だと考えています。そのために我々は『RECAROの性能(=価値)』を可視化していくことも同時に必要だと考えました。純然たるRECAROシートの着座性能を追求していくことがどれだけクルマを運転することへの楽しみや快適さにより良い効果をもたらすことができるのか。RECAROとしてもっと表現する幅を増やしていかなければらない。そのためにはどうしてもサーキットという安全かつ高次元でテスト走行ができる環境、さらにプロドライバーのサポート、そして車両メンテナンスが必要でした。つまりレースをする環境でもありました」とモータースポーツ参戦の背景を前口氏は語った。
そこからどのようにチームスタッフをセレクトしていったのか?
「PRO RACER RMSの開発を通じて、多くの方々から素晴らしい縁をいただきました。特にRMSの開発に最も多く携わっていただいた脇阪選手からはネッツ東京、ネッツトヨタ愛媛、奈良トヨペット、そして埼玉トヨペットの皆さまをご紹介いただき、GR86/BRZ RACEの現場でプロ・アマ問わずドライバーの方々とポジションやシートに求める性能を多く学ぶことができました。また2017-2018の2シーズンにわたってGLOBAL MX-5 CUPにKOTA RACINGと広島マツダさんから参戦した佐々木孝太選手からはワンメイクレースの素晴らしさやチームがひとつとなって勝利を目指すモータースポーツの素晴らしさを教えていただきました。そういった現場でチーム運営を支えていたのがプロフィの江成さんでした。モータースポーツの現場でRMSの開発が進んでいく過程を一番間近で見てきたのが江成さんだったと思います。新井大輝選手については、彼は日本のラリー界にとってこれからとても大切な存在になると思います。新井選手はラリードライバー特有の頭の中でイメージしたものをそのまま正確に再現することができる才能がずば抜けていると思います。サーキット経験はありませんが、彼のもつ可能性を純粋に見てみたい。何より彼の底抜けに明るい性格と競技と向き合う真摯な姿勢が我々のチームには大きなプラスとなります。やるべきことはたくさんありますが、多くのものを学べる環境が整ったと思います」
RECARO JAPANのレース初参戦。その先に日本国内でまた新たな歴史の1ページが生まれる。  (取材協力/ 911DAYS)