RECARO 86/BRZ Racing Team 紹介 <2nd ドライバー>


佐々木孝太選手のチームメイトになるのが世界の舞台で活躍が期待される若手ラリードライバー『新井大輝選手』だ。2017-2018年の2シーズンはフィンランドを拠点にラリー競技に参戦した。屈託ない明るい性格からか海外チームの選手・スタッフらとの親交も広く、世界ラリー選手権(WRC)で活躍するトップドライバーのセバスチャン・オジェからも『ラリー以外でのレースから得るものは多く、その経験がラリードライバーとしての成長にも繋がる』とアドバイスを受けた。
「子供の頃、ラリーという競技で活躍する父(新井敏弘選手)の姿がすごく好きでした。正直めちゃくちゃカッコ良かった。エンジニアに興味があった自分が18歳で運転免許を取得。いつの間にかドライバーとして競技に参加するようになっていました」
純粋に競技に参加することを楽しんでいた当時と比べ、世界でレース経験を積む中、プロドライバーとしての自覚が芽生えた。もっと上手くなりたい。、チームと一緒に勝ちたい。勝てるレースがあった。レースへの集中力が高まれば高まるほど葛藤する気持ちが高まった。そんな大輝選手がRECAROの86/BRZ Racing Teamに加入した。
「公道を使用するラリーは、ある程度マージンを取った上で戦う競技。サーキットは限界値も高く、そこで行うレースは常にギリギリのところで戦う競技だと思います。レースをするのは初めてなので、一戦一戦、小学一年生のような気持ちでがんばりたいと思います。すべてが勉強ですので、それらひとつひとつを全力で学んでいきたい」と語る大輝選手。
とはいえ、チームがエントリーするのは、GR86/BRZ RACEでも、SUPER GTで活躍する現役トッププロドライバーも参戦するプロクラス。きつい洗礼を受けることがあるかもしれない。
「本当はクラブマンのクラスから経験を積みたかったんですけど」と照れながら話す大輝選手の表情からは、心配や不安は感じ取れない。それよりも高いモチベーションで期待の方が大きいということだろう。
「まずは周りの人がどんな動きをするか、どんな感じで走っているかを学びたい。ここで学ぶことが今後の自分にとても大切なものになる」と話す。
RECAROが大輝選手を選択したのは、『大輝選手のようにこれからもっと世界で活躍することが期待される選手にこそ同じモータースポーツでも全く違うレースを経験して欲しい。我々がそうであるようにレースで勝つこと以上に、レースを通じて多くのことを共に学んで欲しい。大輝選手にはそれだけの突出した柔軟性と吸収力があると強く感じる。と同時に佐々木孝太選手をはじめとした共に支えてくれる素晴らしいチームスタッフが集まった』という。レースに初参戦するラリー界のサラブレッドが、その名の通りRECAROでどれだけ大きく輝くのか。それを一番楽しみにしているのは、もしかしたらRECAROかもしれない。 (取材協力/ 911DAYS)